7/7 糖尿病ー患者さんバージョンー
こんばんは。七夕なのにあめですね。
今日は、糖尿病のウェスティを飼っている患者さんから電話がありました。
このかたはとても一生懸命に治療に取り組んでおられて、保険にも加入していたので、最大限活用しつつがんばっていらっしゃいます。
どちらが先だったか、白内障も併発してしまい、ますますご自分をせめておられました。
白内障の手術も考えていらっしゃるようで、先生と相談されていました。
そもそも、白内障の手術は、動物の世界ではまだまだメジャーではなく、できる先生も限られ、費用もけっこうかさみます。
そこへきて糖尿病。これはもう、セカンドオピニオンの域ですね。
ちなみにうちでは、既往歴がなくとも白内障の手術はできません。設備がありません。導入しても、手術を希望されるかたはほぼおられません。採算が見込めないのに設備導入することはできません。
ので、それなりの病院さんを紹介することしかできません。
もちろん、先生の見解をお話したうえで…ですが。
という流れで、この方はそちらの病院さんに行ってみたのだそうです。
結論から言うと、手術は見送ったそうです。
まず、
糖尿病のことを考えると、手術がうまくいったとしても、術後の管理が非常に困難、ということ
入院・手術いよるストレス、年齢のことも考えると、今のQOLを保つことが最優先なのでは
…、と、こういった内容で、どうやらうちの先生と同じことを言われたようで、でも納得していらっしゃったようでした。
オーナーさんは、本当にこの子が大好きで愛しくて一生懸命で、
でも、がんばりすぎず、自分を追い込まず、やさしく寄り添っていけるくらいにコントロールしてほしいです。
なんて言ったらいいのか、わからなかったけど、一緒にゆっくりいきましょうと、つたえました
まだまだ未熟だな